「天気に左右されず洗濯をしたい」
「洗濯の手間や時間を減らしたい」
というお悩みから、ドラム型洗濯乾燥機を検討している方は多いのではないでしょうか。
日立のドラム式洗濯乾燥機である「BD-NX120CL」と「BD-NX120HL」は、使いやすいですが汚れの落ちやすさや乾燥力、手入れの手間など、実際に使ってみないと分からないことも多いです。
そこで今回の記事では、日立のドラム式洗濯機BD-NX120CL愛用歴5年の筆者が、実際の使用感を元に徹底比較します。
日立のドラム式洗濯機BD-NX120CLとBD-NX120HLのスペック比較
BD-NX120CL(2018年発売) | BD-NX120HL(2022年発売) | |
サイズ(幅x奥行きx高さ) | 73.5 x 62 x 106 cm | 73.5 x 62 x 107 cm |
洗濯・脱水容量 | 12kg | 12㎏ |
洗濯~乾燥・乾燥容量 | 6kg | 7㎏ |
目安時間(定格洗濯時) [分(約)]目安時間(定格洗濯~乾燥時) [分(約)] | 33分/約165分 | 33分/約142分 |
2人暮らしからファミリーまで活躍する、大容量のドラム式洗濯乾燥機です。
BD-NX120CL筆者のおすすめ度
機能 | ☆☆☆☆★ |
コスパ | ☆☆☆☆★ |
メンテナンスの手間 | ☆☆☆★★ |
アプリ連携 | ☆☆☆★★ |
おすすめ度 | ☆☆☆☆★ |
AIお洗濯搭載や風アイロンなど、時間と手間を省ける便利機能がおすすめです。
購入した背景
利用していたドラム式洗濯機の寿命がきたため、新しい洗濯乾燥機を検討しました。
ドラム式洗濯乾燥機の中で、しっかりと洗濯・乾燥ができる点を重視し、様々なWebサイトを使って探していた記憶があります。
BD-NX120CLがAI技術・アプリ連携ができ、大容量でもあるドラム式洗濯乾燥機だったため、魅力を感じて購入しました。
日立のドラム式洗濯機BD-NX120CLのおすすめポイント
AIお洗濯機能
洗濯機は年々多機能になり、使いこなせるか不安という方も多いのではないでしょうか。
「AIお洗濯機能」は洗濯物や利用環境に合わせてAIが最適な洗濯をする機能です。
汚れの程度に応じて洗濯時間を調整し、液体洗剤か粉末洗剤かを見分けて最適な洗い方を選択します。
これにより、細かい設定をする必要がなく、時短や節電・節水につながります。
2022年発売のBD-NX120HLも、もちろんAIお掃除機能搭載です。
風アイロン
大容積ドラムと時速約300km高速風で、シワを伸ばしながら乾燥することにより、洗濯乾燥機にありがちな、衣類のシワを防ぎます。
ただし、衣類の量や素材、一緒に乾燥するものの種類によって仕上がりが異なり、シワが完全になくなるわけではありません。
リモートワークや近所に着ていく程度の服であれば、特に気にせずそのまま着用も可能なシワ、そこまで問題はないです。
また、2022年発売のBD-NX120HLも、もちろん風アイロン機能搭載です。
日立のドラム式洗濯機BD-NX120CLの外見・サイズ感をレビュー
外見
スタイリッシュですが、大容量のため他のドラム式洗濯乾燥機よりも大きく、若干圧迫感があります。
幅が気になる方は、購入前に設置場所の周辺も含めて問題ないかしっかりと測ることをおすすめします。
扉の開閉時のスペース
扉を開けるには791mmの幅が必要で、通路の幅や周りをよく確認する必要があります。
筆者の部屋では、洗濯機の扉は完全には開きませんが、利用にさほど問題はありません。
漏水パンのサイズ
BD-NX120CL(2018年発売) | BD-NX120HL(2022年発売) | |
設置可能な防水パンサイズ(内寸奥行) | 540mm以上 | 540mm以上 |
購入前に漏水パンのサイズ確認が必要です。
設置可能かどうかは日立公式サイト「据付説明書」から判断できます。
「我が家にビッグドラムは置ける?」のページもチェックするといいでしょう。
排水口の設置
自宅の排水口の確認が必要です。
排水口の位置や条件によっては別売りの部品設置台が必要になる場合があります。
事前に自宅の排水口の位置と高さをチェックしましょう。
日立のドラム式洗濯機BD-NX120CLの使用感をレビュー
所要時間
洗濯は、標準コースで33分程度です。
量が少ない場合は「AIお洗濯機能」により10分程度短縮されます。
なお、洗濯から乾燥までを使う場合、公式サイトで「約165分」とあります。
筆者の場合、洗濯物を入れ過ぎているのか約180分程度かかります。
乾燥機能
風アイロンは乾燥力が高く、タオルはふんわり、シャツはシワにならずに乾燥できます。
特にバスタオル・タオル類はふわふわ感があり、天日干しに戻れなくなります。
ただし、洗濯物を入れすぎたり、乾燥フィルターのお手入れをしないと生乾きになるので、注意が必要です。
音
筆者の環境では、通常モードの場合、脱水時にガタガタと音がします。
また、乾燥時は隣の部屋にいると振動があります。
そのため、夜の洗濯乾燥は音が出るのを抑えられる「ナイトモード」をおすすめします。
匂い
洗濯乾燥機の自動お手入れ機能により、洗濯乾燥機からの匂いはありません。
筆者の環境では、洗濯乾燥が終わった後の洗濯物は、洗剤の匂いがほのかに香ります。
柔軟剤は利用していないため、柔軟剤の香りの残り具合はわかりません。
メンテナンス
乾燥フィルターや糸くずフィルターなどの手入れがしやすい設計です。
乾燥フィルターはケースを引くとホコリが落ち、ケースを丸ごと水洗いできるので簡単に掃除ができます。
操作性
操作はボタン式であり、シンプルで操作に迷うことはありません。
音声案内はありませんが、複数のボタン音が出るため分かりやすいです。
日立のドラム式洗濯機BD-NX120CLの苦労することや欠点
アプリの操作性
アプリを今まで使ったことがない場合、慣れるまで少し時間がかかるでしょう。
アプリを導入した場合、主な機能として、運転終了やお手入れ時期などが通知されます。
洗濯機本体からも同じ通知があるため、筆者は数ヶ月でアプリをアンインストールしました。
慣れてしまえば、アプリがあった方が格段に便利になります。
乾燥フィルターのお手入れ
乾燥フィルターは乾燥機能を利用するたびに掃除することが必要なので、筆者は少し手間に感じました。
写真は1回乾燥した際にでるホコリの量の目安です。
日立のドラム式洗濯機BD-NX120CLの口コミや評判
ポジティブな口コミ
BD-NX120CLのポジティブな口コミを紹介します。
ネガティブな口コミ
あまりありませんでしたが、BD-NX120CLのネガティブな口コミも紹介します。
日立のドラム式洗濯乾燥機BD-NX120HL(2022年発売)の特徴
液体洗剤・柔軟剤自動投入
BD-NX120HLは、洗剤と柔軟剤を自動で計量して投入する機能が搭載されており、計量の手間と時間を省けます。
液体洗剤タンクが約1,000mLあり、40L洗濯の場合、約1か月(30回)分使用できるため、かなり手間が省けます。
さらに、洗濯に不慣れな家族でもボタンを押すだけで最適な洗濯ができるため、家事分担にぴったりです。
低温ヒート式
BD-NX120HLの風アイロンは、低温ヒート式が使われています。
公式サイトによると、「内蔵されたヒーターで洗濯槽内の空気を暖める」と説明されています。
また、BD-NX120CLはヒートリサイクル乾燥方式です。
この方式は排気を排水溝に流すため、排水溝の構造(ワントラップ型)によっては、臭い戻りが起きる可能性があります。
臭い問題を解決するために、BD-NX120HLでは低温ヒート式が採用されたと考えられています。
乾燥容量が大きい
BD-NX120HLでは乾燥容量が1kg増加しています。
1人1日の洗濯量が1.5kg程度(日立公式サイトより)のため、洗濯乾燥の量が増えると非常に便利です。
衣類の重さ1kgの例としては、以下のようになります。
・洗濯パジャマ上下(綿100%)500g
・バスタオル(綿100%)300g
・タオル(綿100%)70g
・トランクス80g
・靴下(混紡)50g
サイズや素材によって重さは異なりますが、これらの数値は一般財団法人日本電機工業会の自主基準に基づいています。
毎日洗濯乾燥をすることを考えると、乾燥容量の増加は大きな違いとなりますね。
日立のドラム式洗濯機BD-NX120CLのおすすめ購入方法
現在、楽天・アマゾンで取り扱いがあります。
公式で買うよりも安く買えることが多く、実際のレビューを確認することができるので
コスパ良く買うなら楽天・アマゾンがおすすめです。
まとめ
日立の洗濯機ビッグドラムは、大容量で一度にたくさんの洗濯物を洗える上に、AI洗濯機能が最適な洗い方を自動で選んでくれるので、忙しい日常にもピッタリです。
上記の情報を参考に、ご自身のライフスタイルやニーズに最適な洗濯乾燥機を選んでいただければと思います。