日本代表選手が履いてるボルダリングシューズが気になったので調べました。
一流の選手に選ばれるメーカー、シューズはどれなのでしょうか。
シューズ選びに迷ってる人の助けにでもなれば幸いです。
自分に合ったボルダリングシューズを見つけてボルダリングを楽しみましょう。
今回の調査対象
今回は2023年ボルダリング男子日本代表選手15名のシューズを調査しました（2023年11月時点）。
このメンバーは2023年2月に開催されたジャパンボルダーカップ（JBC)の結果などを踏まえて選出されており、今シーズンの国際大会に派遣される選手たちです。
安楽 宙斗（千葉県立八千代高等学校）
楢崎 明智（日新火災）
百合草 碧皇（早稲田大学）
楢崎 智亜（無所属）
緒方 良行（B-PUMP）
小俣 史温（東京都山岳連盟）
藤井 快（無所属）
佐野 大輝（愛知県山岳連盟）
通谷 律（佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟）
井上 祐二（大阪府山岳連盟）
杉本 怜（北海道山岳連盟）
高田 知尭（鳥取県山岳・スポーツクライミング協会）
関口 準太（栃木県山岳・スポーツクライミング連盟）
小西 桂（神奈川県山岳連盟）
杉本 侑翼（近畿大学工業高等専門学校）
それでは実際に確認していきましょう！
2023ボルダー日本代表着用シューズ一覧
契約企業HP、本人インスタグラム、大会の動画などから調査しました。
選手は課題によってシューズの使い分け等も行っているため、ここで紹介しているのはその一つである場合があります。
| 安楽 宙斗 | SKWAMA（LA SPORTIVA） |
| 楢崎 明智 | SKWAMA（LA SPORTIVA） |
| 百合草 碧皇 | Fury（OCUN) |
| 楢崎 智亜 | FLAGSHIP（UNPARALLEL） |
| 緒方 良行 | ハイアングル（Adidas Fiveten） |
| 小俣 史温 | SKWAMA（LA SPORTIVA） |
| 藤井 快 | ハイアングルプロ（Adidas Fiveten） |
| 佐野 大輝 | SKWAMA（LA SPORTIVA） |
| 通谷 律 | SKWAMA WOMAN（LA SPORTIVA） |
| 井上 祐二 | THEORY（LA SPORTIVA） |
| 杉本 怜 | FUTURA（LA SPORTIVA） |
| 高田 知尭 | SOLUTION（LA SPORTIVA） |
| 関口 準太 | Instinct VSR（SCARPA） |
| 小西 桂 | THEORY（LA SPORTIVA） |
| 杉本 侑翼 | S-01（PERADRA） |
一番人気のメーカーは？
一番人気のメーカーは「LA SPORTIVA」で９人が着用していました。続いて「Adidas fiveten」が2人、「UNPARALLEL」「SCARPA」「OCUN」「PERADRA」が1人ずつという結果になりました。もっとばらけるかと思いましたが、日本代表選手においてはLA SPORTIVAが多く使われているようですね。
一番人気「LA SPORTIVA」とは？
スポルティバはイタリアの老舗シューズメーカーです。北イタリアの自然に囲まれた場所で山靴の開発・製造を続けています。クライマーや登山家を多数スポンサーしており、環境配慮と技術の両方を追求したボルダリングシューズや登山靴を製造しています。
選手着用シューズ徹底紹介
続いて、選手が着用していたシューズを紹介していきます。
Skwama（LA SPORTIVA）
日本代表4人が着用していたのがスポルティバのスクワマです。オレンジ系の「ブラック/ポピー」とイエロー系の「ブラック×イエロー」の2色があります。
着用選手
SKWAMA woman（LA SPORTIVA）
津谷選手が着用しているのがスクワマのレディース版です。女性向けに作られたボルダリングシューズですが、男性でもヒールが余っている方におすすめのシューズです。
着用選手
セオリー（LA SPORTIVA）
日本代表選手2名が着用しています。グリップ力と足裏の感覚に優れた軽量のボルダリングシューズです。女性モデルであるセオリーWは女性競技者から根強い人気があります。
着用選手
ソリューション 20G（LA SPORTIVA）
高田選手が着用しています。表面がレザー素材のため長持ちしやすく、長く使うほど足に馴染んでいきます。
着用選手
フューチュラ（LA SPORTIVA）
スポルティバ契約選手の杉本選手が着用しています。足裏部分のカーブが特徴的なボルダリングシューズであり、グリップ力に優れています。杉本選手は他にもスポルティバの「テスタロッサ」や「ミウラ VS ウーマン」を着用しています。
着用選手
フラッグシップ（アンパラレル）
アンパラレルの技術を終結した最上位のハイエンドモデル。様々な形状のヒールフックにオールラウンドに対応できるのが強みです。プロクライマー楢崎智亜選手が開発協力しており、東京オリンピックでも使用されたモデルです。
着用選手
ハイアングル（ファイブテン）
ファイブテンからアディダスに変わった際に、セパレートタイプになり更に性能が向上したハイアングル。代表選手2人が着用しています。
着用選手
Instinct VSR（SCARPA）
スカルパで唯一使われたのがこちらのInstrinct VSRです。スカルパを代表するハイエンドモデルInstinct VSから、さらにソール素材に柔らかさを追求したモデルがVSRです。
堅めが好きな方はVS、柔らかめが好きな方はVSRで分けるとよいでしょう。
着用選手
S-01（PERADRA)
杉本選手は国内メーカーPERADRA（ペルアドラ）のシューズを着用しています。日本人向けのクライミングシューズを製造しているメーカーです。
着用選手
Fury（OCUN）
OCUNはチェコ発の高級ボルダリングメーカーです。契約選手の百合草碧皇選手が着用しています。
着用選手
まとめ
今回の記事では、2023年ボルダリング日本代表選手が着用しているシューズを紹介しました。
一流選手が使っているシューズをぜひ試してみてください！
【参考】おすすめボルダリングシューズ情報
ボルダリングシューズの性能は年々高まっており、様々な特徴を持ったシューズが生まれています。この機会に自分のスタイルに合ったシューズを探してみてはいかがでしょうか。
【参考】ボルダリングコンペ情報
これまでにまとめた各地域のボルダリングコンペ情報を下記にまとめています。せっかくなら大会に参加してみるのもいかがでしょうか。
【参考】日本で見に行けるプロ大会情報
ボルダリングは自分でプレーするのもいいですが、プロの試合を見るのも楽しいです
こちらでは実際に日本で見に行けるスポーツクライミングの大会を紹介しています。
