「キッズボルダリングシューズの選び方が分からない」
「キッズボルダリングシューズにどんな種類があるか知りたい」
ボルダリングは子供におすすめのスポーツですが、始める際に購入すべきシューズの選び方を知らない方は多いです。
足の安定性やグリップ力など、シューズによって良さが異なるため、購入する前に選び方のポイントを押さえておく必要があります。
今回の記事では、キッズボルダリングシューズの選び方のポイントや、シューズの種類の違いなどについてお伝えしていきます。
子供にボルダリングはおすすめ
ボルダリングは自分のレベルアップが感じやすく、個人でも始めやすいため、子供向けのスポーツです。
しかし、子供にボルダリングがおすすめな理由を知らない方も多いでしょう。
まずはボルダリングが子供におすすめの理由をお伝えしていきます。
ボルダリングは子供が楽しく成長できるスポーツ
ボルダリングは、子供たちが身体的な挑戦を通じて成長し、楽しみながら自信をつけられるスポーツです。
壁を登る喜びや、難しい課題に挑戦していくことで、子供自身の自己肯定感を高め、新しい挑戦にも積極的に取り組めるようになります。
また、繰り返しのトライアンドエラーを通じて、集中力や問題解決能力、自分の限界を超える方法を学び、成長していけるでしょう。
ボルダリング以外でも役に立つスタンスを身につけながら楽しく成長できるため、子供に始めさせる親も増えています。
ボルダリングの健康への影響
ボルダリングは身体能力やバランス感覚を養うことができるスポーツです。
ボルダリングは全身を使って行うスポーツであり、筋力や柔軟性を発展させ、心臓血管系を強化できます。特に、身体を使いながら壁を登ることは心臓と呼吸器系を刺激し、持久力を向上させるでしょう。
また、バランス感覚や体幹も向上するため、ケガしにくい体つくりに役立ちます。
子供たちが自信を持ってスポーツに取り組める体を目指すために、ボルダリングは魅力的なスポーツです。
ボルダリングシューズを用意する重要性
ボルダリングを子供が挑戦する際は、専用のシューズであるボルダリングシューズが必須です。
ボルダリングシューズは、通常のシューズに比べて足の安定力や壁への密着力を高めるため、子供のプレーの質を高めます。
また、ケガや事故をを防ぐためにもボルダリングシューズは欠かせません。
足の安定性とグリップの重要性
ボルダリングでは、足の安定性がないとホールドを上手く使えないため、ボルダリングシューズが重要な役割を担っています。
ボルダリングシューズは足をしっかり固定し、安定感を与えてくれるため、初めてボルダリングに挑戦する子供でも安心して課題に挑戦できます。
また、適切なグリップ力はホールドや壁への密着を助け、安全で上手なボルダリングを可能にします。
一般的なスポーツシューズとの違い
一般的なスポーツシューズは壁を登るようには設計されていないですが、ボルダリングシューズのソールは平らで、壁に密着しやすい設計となっています。
また、一般的なスポーツシューズとは違って摩擦を軽減できるラバー素材を使っているなど、ボルダリング専門の特徴も多いです。
キッズボルダリングシューズの選び方のポイント
子供向けにボルダリングシューズを選ぶ場合、下記3点のポイントが重要になります。
- サイズは通常より小さめを選ぶ
- 足の形とフィット感の重要性
- 耐久性と柔軟性のバランス
また、子供は成長して足のサイズや形が変わりやすいので、こまめに買い替える必要があります。
サイズは通常より小さめを選ぶ
ボルダリングシューズを選ぶ際には、通常の靴よりも小さめのサイズを選びましょう。
ボルダリングでは足や指先を壁にしっかりと密着させることが必要です。自分の足がきつくならない程度の小さいサイズを選ぶことで、足をシューズにフィットさせ、しっかりしたグリップを得られます。
また、ボルダリングを続けているとボルダリングシューズが足に馴染んできます。小さめのサイズを選んでおけば、シューズが伸びてきた際にも適切なフィット感を感じられるでしょう。
ただし、あまりに小さいサイズを選ぶと、足が痛くなったり、血行が悪くなったりする恐れがあるため、注意してください。
足の形とフィット感の重要性
足の形やサイズは人それぞれ異なるため、シューズが自分の足に合っているかどうかを確認することが重要です。
シューズで足に余計な空間があると、摩擦が生じたり、足が滑りやすくなる恐れがあります。
キッズボルダリングシューズが足にぴったりとフィットしている場合、安定感が増し、足首やつま先の動きが制限されず、自然な動きができるようになります。
最初から高いボルダリングシューズを買わない
ボルダリング初心者の子供であれば、高価なシューズを買う必要はなく、十分な性能を持つリーズナブルな価格のシューズを探すようにしましょう。
1万円以下のシューズでも、足の安定性やグリップ力、耐久性など、基本的な機能はしっかりと備わっています。
また、子供がボルダリングに興味を持ち続けるかどうかはわからないため、高価なシューズを購入する前に、まずは低価格のシューズでボルダリングを試してみることが重要です。
ボルダリングを始める子供にとって、最初のシューズはモチベーションを維持するために必要です。しかし、まずは1万円程度のシューズで始め、必要や成長に応じて性能の高いシューズに変えていくことをおすすめします。
キッズボルダリングシューズの種類
キッズボルダリングシューズの種類は、ソールの形状や着脱方法、つま先の計上などで分類できます。
初心者の場合、ソールの形状はフラットタイプ、着脱・固定方法はベルクロタイプ、つま先の形状はストレートタイプのボルダリングシューズがおすすめです。
それぞれ自分のレベルや足の形に合わせて選択する必要があるため、正しい知識を身につけるようにしましょう。
ソールの形状
キッズボルダリングシューズはソールが重要視されており、特に形状が特徴的です。ソールの形状は主に下記3つに分類されます。
ソールの形状 | 特徴 |
フラットタイプ | ・ソールが平らで初心者でも履きやすい ・接地面積が広く様々なウォールで滑りを抑えやすい ・足にもなじみやすい |
ダウントゥタイプ | ・中級者~におすすめ ・つま先が下に向かってカーブ ・傾斜の急なウォールや小さなホールドに対して足が残りやすい ・慣れるまで時間がかかる。 |
船底タイプ | ・中級者~におすすめ ・スメアリングしやすい。 ・ソールの硬いモデルが多い ・履き心地が悪いと感じる方も多い。 |
ボルダリングは足を活用する機会が多い競技であり、シューズ次第で軽快に壁を登ることができます。
壁と接した際のシューズと足のフィット感が重要であり、フィット感が不足するとシューズ内で無駄な空間が生じてしまうため、力の伝達が弱まってしまいます。
今回は3種類のキッズボルダリングシューズを紹介しましたが、フラットタイプのシューズで様々なコースに挑戦可能なため、フラットタイプのシューズがおすすめです。
着脱・固定方法
キッズボルダリングシューズは着脱や固定の方法でも種類が分かれており、主に3種類に分類できます。
着脱・固定方法 | 特徴 |
ベルクロタイプ | ・ベルクロで止めるタイプ ・サイズ調整しやすい ・足入れしやすく初心者におすすめ。 |
シューレースタイプ | ・靴ひもで締めるタイプ。 ・普段の靴と似ており違和感を感じにくい ・ひもの締め込みで細かいサイズ調整ができる。 |
スリッポンタイプ | ・ゴムで止めるタイプ ・シューズがシンプルで軽い ・足の甲の部分に何もないため、トウフックしやすい。 |
様々な種類がありますが、初心者におすすめなのはサイズの調整がしやすいベルクロタイプとシューレースタイプです。
ボルダリングに慣れてきたら、スリッポンタイプでより高度なコースに挑戦していきましょう。
つま先の形状
キッズボルダリングシューズはつま先の形状で種類が2つに分かれています。
つま先の形状 | 特徴 |
ストレートタイプ | ・かかとからつま先までまっすぐ ・初心者が使いやすい |
ターンインタイプ | ・つま先が親指側に集まる ・力が入りやすい足の親指側を使いやすい |
初心者の場合はストレートタイプを使用し、様々なウォールを体験していきましょう。
ボルダリングに慣れてきて「つま先の親指側をもっと使いたい」と感じるのであれば、ターンインタイプのシューズを検討してみてください。
キッズボルダリングシューズの選び方は重要
今回の記事では、キッズボルダリングシューズの選び方のポイントや種類などについてお伝えしてきました。
キッズボルダリングシューズの選び方次第で、子供のプレーの質や成長速度は変わってきます。
子供と一緒にどのボルダリングシューズが合っているか見ていき、最高のシューズを渡していきましょう。
【参考】おすすめキッズボルダリングシューズ情報
ボルダリングシューズの性能は年々高まっており、様々な特徴を持ったシューズが生まれています。自分に合ったボルダリングシューズを着用すれば、プレーの質は格段と上がります。
また、ボルダリングをしている子供がいるのであれば、プレゼントでキッズボルダリングシューズを渡すと喜ばれるでしょう。
この機会にキッズボルダリングシューズを探してみてはいかがでしょうか。
【参考】キッズボルダリングコンペ情報
おすすめのキッズボルダリングコンペ情報を下記にまとめています。今回の記事で紹介した選び方を参考にコンペへの参加を検討してみてください。
【参考】日本で見に行けるプロ大会情報
ボルダリングは自分でプレーするのもいいですが、プロの試合を見るのも楽しいです。
こちらでは実際に日本で見に行けるスポーツクライミングの大会を紹介しています。